25日 5月 2018

EM通信45号

拝     啓 

 

 入梅前ですが爽やかな日もあり、時々夏雲が見られます。

 中総体前で、塾でも若干手綱を緩めさせていただいております。

 

 常々ごひいき御協力、本当にありがとうございます。

 なかなかまめな通信ができず、申し訳ございません。

 時間があれば極力生徒さんの成績アップにつながる仕事に充てたいという偏屈さをお許しください。

 気になることやお悩み、ご相談などは、ご遠慮なくLINE・メールなさってください。

 

 ここ数日は、テレビをつければ、例のN大学の不祥事が報道されていますね。

 私も、指導者の末席を汚す者として、大いに気になるところです。

 おおよそ事実の真否は明らかで、誰が見ても責められるべきは誰かがわかりきっておりますので、ここはあえて、尻馬に乗って同じような意見を述べるのはやめておきます。

 ただ、一連の報道を見聞きして一番に私が思ったことは、

「負けてもいいだろうに、U監督。」ということです。

 何が何でも勝つことにこだわれば、似たような悲劇はまた起きると思われます。

 世の中のあらゆる場面で、半分は勝ち、半分が負けるのであって、負け戦とわかっていても戦わなければならないことは多くあります。

 私も、毎年生徒さんとともに受験を戦います。中には、絶対負けるな、とわかっている戦いもあります。さまざまな理由で、勝てない生徒さんは、一定の割合で必ずおられます。

 今の中3の生徒さんの中にも、負けるかもしれないな、と思われる生徒さんはいます。

 私は、そういう生徒さんにも最後まで寄り添い続け、負けたらともに保護者様に謝る決意を固めておりますので、淡々とかつ厳しく指導を続けますが、負け戦はつらいです。胃はぼろぼろになります。

 しかし、負けるとわかっている戦いのさなかでも、教えることはあるのです。

 受験のみならず、これからの長い人生、勝負に出れば半分は負けるのです。

 そういうときどう振舞うか、どう人生を軌道修正し、前向きに進むかを決めるのが積み重ねてきた教養だと思います。

 

 でも、負け戦と思っていたら、奇跡的に合格なさる生徒さんも時々います。

 負けることを恐れず戦ったごほうびですかね。やはり勉強の神様っているんだな、と思います。

 

 中学生の指導はもちろんですが、小学生の個別指導、英語教室、そろばん教室、いずれも楽しくなってまいりました。

 今学期もますますがんばります。

 

 なにとぞよろしくお願い申し上げます。     敬   具

 

 

 

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